2019年ごろから住宅用太陽光のFIT買取が終了する家庭が登場しはじめる。これを見据えた住宅リフォーム商品を、積水化学工業が発売する。電気自動車やプラグインハイブリッド車を住宅とつなぐ「Vehicle to Home」を活用して、これまで売電していた電力を住宅全体で有効活用できるようにする狙いだ。
積水化学工業 住宅カンパニーは2016年6月23日、リフォーム事業の新商品として、太陽光発電システム(PV)、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド(PHEV)が電力連携する「V to Heimリフォーム」(以下、V2Hリフォーム)を同年7月より発売すると発表した(図1)。同社が建築したPV搭載住宅のユーザー向けに販売する。
図1 「V to Heimリフォーム」のイメージ 出典:積水化学工業
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