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2016年12月7日水曜日

EV車の充電が10分で完了!欧州幹線道路に超高出力充電設備の合弁事業スタート

2016年12月1日、フォルクスワーゲン・グループ(アウディ、ポルシェ含む)、BMWグループ、ダイムラー、フォードが欧州の主要幹線道路に超高出力の急速充電設備を設置するための合弁事業を行なうことが発表された。 
これは大容量のバッテリーを搭載する電気自動車、電動トラックなどに対応した350kWという高出力の直流充電装置を主要幹線道路に設置するための合弁事業で、ヨーロッパで約400ヶ所の充電ステーションを構築する。これは自動車メーカーの枠を超え、次世代の電動車に対応するコンバインド・チャージング・システム(CCS:コンボ方式)による充電設備ネットワーク構築なのだ。 
計画されている出力350kWの超高速・高出力充電のネットワークは、現在展開されている充電システムの速度を大幅に上回る。このネットワークの構築は、2017年に開始される予定で、欧州で約400ヶ所の設置が初期目標として計画されてる。 
この事業によりユーザーは2020年までに数1000ヶ所の高出力充電ステーションの利用が可能になる。幹線道路や主要道路沿いのオープンネットワークの充電ステーションによって、これまで大半の電気自動車のドライバーが実現できなかった長距離走行を可能にすることが目標で、充電が従来のガソリンスタンドの給油と同じくらい簡単で早くなることが目標だ。 
ヨーロッパの電気自動車向けの充電システムは、交流、直流のいずれにも対応する200kW(1000V/200A)のコンバインド・チャージング・システム(CCS:コンボ方式)が展開されていたが、新たな超高速充電は出力を350kWにして、充電速度を大幅に高めるというシステムだ。これにより、充電時間は10分以下になると予想される。 
日本で規格化したCHAdeMO(チャデモ)方式の場合、急速充電の出力は50kW(500V/125A)で、80%充電に要する時間は30分とされている。CHAdeMO協議会は充電設備の高出力化については2020年までに150kW化することを目標としている。
日本では、CHAdeMO(チャデモ)方式の150kW化により、充電は何分で完了するのだろう?

出力が3倍だから、やはり10分で充電できるのかな?

早く、そうなって欲しいね。

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